イタリアの定番スナック、ピッツェッタのレシピです。
ピッツェッタとは、小さなピッツァ(ミニピザ)のこと。
イタリアでは、アペリティーボのおとも(おつまみ)やおやつに大人気です。
わが家では、いつも大量に作るので、生地はこねずに作っています。
お好みの具材を乗せて焼けば、みんな大好きな小さなピッツァの出来上がり!
お友達を呼んだりするときに作ると、とても喜ばれます。
それでは、おつまみやおやつ、パーティーにも大活躍のイタリアの小さなピッツァ、ピッツェッタの作り方をどうぞ!
ピッツェッタ(ミニピザ)の材料
【生地】
- 強力粉・・・300g
- 薄力粉・・・200g
- 水(常温)・・・350g
- オリーブオイル・・・30g
- ドライイースト・・・3g
- 砂糖・・・16g
- 塩・・・10g
【トッピング】
- トマトペースト・・・適量
- オリーブオイル・・・適量
- ピザ用チーズ・・・適量
- お好みの具(ベーコン、ツナ、玉ねぎ、パプリカ、コーン、枝豆など)
*この分量だとかなりたくさんできるので、半分の量で作っても◎
イタリアの小麦粉は日本と小麦粉の区分が違いますが、強力粉はFarina0、薄力粉はFarina00 に置き換えて作っています。
Farina0はマニトバ粉を使うと、もちもちの強い生地になるので、わが家ではマニトバを使っています。
ピザソースではなく、トマトペーストを使うとイタリアで食べるミニピザの味になります!
ピッツェッタ(ミニピザ)の作り方
①粉類を混ぜる
- ボウルに粉類(強力粉、薄力粉、ドライイースト、砂糖、塩)を入れ、ヘラや泡だて器で混ぜ合わせる
*発酵や味のムラがないように、水を加える前に粉類をよく混ぜ合わせます。
②水とオリーブオイルを加えて混ぜる
- 混ぜ合わせた粉類に水とオリーブオイルを加え、ヘラで混ぜ合わせる
- 粉っぽいところがない状態になったら、軽くまとめる
- ラップをして30分室温で休ませる
③一次発酵
- 30分ほど休ませたら、ヘラを使って下から上へ生地を折りたたむ(回しながら10回ほど)
- ふたたびボウルにラップをして30分ほど室温に置いておく
- 30分後、同じように生地を上から下へと折りたたむ
- ラップをして室温で一次発酵(3時間~、生地の大きさが2倍になるまで)
*温度によって発酵が進む時間が異なってくるので、様子を見ながら進めてください。
早く作りたい場合は、オーブンの発酵機能を使っても◎
④一次発酵終了
- 生地がだいたい2倍くらいの大きさになっていれば一次発酵完了
⑤生地をボウルから取り出す
- 作業台と生地の上に強力粉をまんべんなくふりかける
- カードやヘラをボウルと生地の間に入れて一周して、ボウルをひっくり返して生地を台に乗せる
*ボウルのふちの部分に粉を多めにかけておくと取り出しやすいです。
⑥生地を分割する
- 18~20個に生地を分割して、丸める
*計量して等分しても、だいたいの同じくらいの大きさに分割しても◎
- 丸めた生地の上にラップやクッキングシートをかぶせて、10分ほど休ませる
⑦成形&二次発酵
- 直径10㎝を目安に伸ばす(手で伸ばしても麺棒を使っても◎)
- 手やスプーンなどを使って中心部分を少し薄めにする
- クッキングシートを敷いたオーブンの天板に乗せる
- 霧吹きをして30分、室温で二次発酵させる
- この間にトッピングの準備をする
- オーブンの予熱を開始する(230℃)
⑧トッピング
- 生地が程よく膨らんだら、トマトペーストを中心部分の少しへこませた部分に塗る
- その上にピザ用のチーズ、お好みの具を乗せる
- 最後にオリーブオイルを軽く振りかける
⑨焼成
- 予熱が完了したら、天板をオーブンに入れる
- 220℃に温度を下げて、10分~焼く
- 焼きあがったら網などの上に乗せて粗熱を取る
*焼き上がりは生地の高さや、使用するオーブンなどによって異なります。様子を見ながら時間調節してください。
パーティーにもオススメ!ピッツェッタ(ミニピザ)
こねない生地で作るピッツェッタ(ミニピザ)。
普段のおやつやおつまみだけでなく、ホームパーティーでも大活躍します。
お好みの具をトッピングして何種類か作れば、楽しいですね。
よく作るのはこの4種類。
- ツナ&玉ねぎスライス
- コーン(&ベーコン)
- 枝豆(&ベーコン)
- パプリカ(&ツナ)
シンプルにトマトペーストとチーズにバジルを乗せたマルゲリータもおすすめ。
もちろん温かい方が美味しいですが、少し冷めても美味しいですよ。
ピッツェッタ(ミニピザ)の保存方法
ピッツェッタは冷凍保存も可能。
わたしはいつも大量に作って、その日のうちに食べない分は冷凍保存しています。
ひとつずつラップに包んでジップロックなどに入れて冷凍庫へ。
食べるときは、電子レンジで様子を見ながら温めるだけ。
出来たてと同じように美味しく食べられるので、ちょっとしたおやつにも最高です!
ピッツェッタを作るときに使った道具
最後に、今回ピッツェッタを作るのに使った、パン作りに便利なグッズをご紹介します。
- パンこねマット
- カード
- シリコンゴムヘラ
パンこねマットはなくてもいいですが、あると楽です。cottaのものを使っています。
生地を取り出したり、カットしたりするのにカードを使っています。
カードがなくても、生地を取り出すときはシリコンヘラ、カットするときは包丁で代用できます。
以前使っていたものは大きくて弾力がなく使いにくかったので、こちらに変えました。
大きさと弾力がちょうどよく、ボウルから生地を取り出す作業が楽になりました。
生地を混ぜるのに使っているヘラはこちらです。
最初は普通のシリコンヘラを使っていたのですが、つなぎ目のところが折れてしまったので、こちらに変えました。
普通のシリコンヘラでも問題ないですが、こちらは腰が強く、つなぎ目がないので生地を混ぜやすいです。
もちろん、特別な道具がなくてもできます。
ご家庭にあるもので代用して作ってみてください★