チョコチップとナッツを入れた簡単ハード系パンのレシピです。
わたしがいつも作っている、こねずにできる簡単ハード系パン、リュスティックの応用編です。
チョコチップと相性のいいクルミなどのナッツ類を入れて、朝ごはんやおやつにぴったりのほんのり甘いパンに仕上げます。
リュスティックと同様、パン生地は、小麦粉、水、塩、ドライイーストの４つで作ります。
生地をこねたり成形したりする必要がないのでとっても簡単です！
材料を混ぜたら一晩寝かせて、チョコチップとナッツ類を入れて切って焼けば、美味しいハード系のパンが出来上がり。
それでは、作り方を見ていきましょう！
★リュスティックの作り方はこちら↓
【リュスティック】材料を混ぜて一晩寝かせて発酵！こねない簡単ハード系パン
チョコチップとナッツのパンの材料
- 強力粉・・・150g
- 薄力粉・・・150g
- ドライイースト・・・1g
- 塩・・・5g
- 水・・・225g
- チョコチップ・・・50g
- お好みのナッツ類・・・50g
チョコチップはダークチョコを使っています。
ナッツ類はお好みで。今回はクルミとヘーゼルナッツを半々くらい入れました。
＊イタリアの小麦粉は、日本と小麦粉の区分が違いますが、強力粉はFarina０、薄力粉はFarina00に置き換えて作っています。
強力粉の代わりのFarina0は、マニトバ粉を使っています。
マニトバ粉を使うと、もちもち食感の美味しいパンができます。
チョコチップとナッツののパンの作り方
①粉類を混ぜる
- ボウルに粉類（小麦粉、ドライイースト、塩）を入れ、ヘラや泡だて器で混ぜ合わせる
＊発酵や味のムラがないように、ドライイーストと塩を小麦粉によく混ぜ合わるのがポイント！
②水を加えて混ぜる
- 混ぜ合わせた粉類に水を加え、ヘラで混ぜ合わせる
＊わたしは一度に全量入れちゃいますが、水を２回に分けて入れると混ぜやすいです。
粉っぽいところがなくなればOK！
ボウルの側面についた生地をきれいにしてまとめ、前日の準備は終了です。
③一次発酵（オーナーナイト発酵）
- ボウルにラップをして室温で1～2時間置いておく
- その後冷蔵庫に入れ、一晩寝かせる
＊室内温度やイーストによって発酵の進む時間が異なってくるので、様子を見ながら進めてください。
④一次発酵終了（翌朝）
- 翌朝生地を確認し、だいたい２倍くらいの大きさになっていれば一次発酵完了
＊この日は、室温24℃で1時間、冷蔵庫で12時間ほど発酵させました。
発酵が遅い場合は室温に出して、だいたい２倍になるまで発酵させてください。
⑤生地をボウルから取り出す
- 作業台と生地の上に強力粉をまんべんなくふりかける
- カードやヘラをボウルと生地の間に入れて一周して、ボウルをひっくり返して生地を台に乗せる
＊ボウルの端に粉を多めにかけておくと扱いやすいです。
⑥チョコチップとナッツを加えながら、生地を丸める
- クルミとヘーゼルナッツは少し砕いておく
- ゆっくり生地の端を持ち上げながら大きく広げる
- チョコチップとナッツの全体の7割くらいの量を、生地の3分の2にバランスよく乗せる
- 三つ折りにする（具が乗っていない部分を折り、もう一度折る）
- 残りのチョコチップとナッツを同様に3分の２に乗せて、縦方向に三つ折りにする
- ひっくり返して丸めなおす
＊生地がくっつきやすいので、手に粉をつけながら作業します。
⑦成形
- ⑥の生地を、カードや包丁で4等分にする
＊切りっぱなしでOK！
⑧二次発酵
- オーブンの天板にクッキングシートを敷いて、4等分した生地を乗せる
- そのまま室温においておく（乾燥が気になる場合はラップをしてください）
- 30分ほどくらい休ませ、オーブンの予熱を開始する（250℃）
- 予熱が完了する直前に霧吹きで水をかけ、強力粉をふりかけ、クープを入れる（クープは入れても入れなくても）
⑨焼成
- 予熱が完了したら、オーブンの庫内に霧吹きで水をかける（10回程度）
- 生地の乗った天板をオーブンに入れ、240℃に下げて15分焼く
- 230℃に温度を下げて、5分ほど焼く
- 焼きあがったパンを網などの上に移して、粗熱を取って出来上がり！
＊焼き上がりは使用するオーブンによって異なります。温度や時間は様子を見ながら調節してください。
朝ごはんやおやつにおすすめ！チョコチップとナッツのハード系パン
簡単リュスティックにチョコチップとナッツを加えたハード系のシンプルなパン。
材料をボウルに入れて混ぜたら一晩ゆっくり発酵させ、翌朝チョコチップとナッツを加えて生地を丸めて切って焼くだけ。
焼き立ては外はサクッと、中はふわふわもちもちです！
ほんのり甘く、朝ごはんにぴったりです。
チョコチップに合わせるナッツ類は、クルミかヘーゼルナッツがおすすめですが、お好みで。
前日に粉を混ぜておけば、翌朝1時間ちょっとの作業で焼き立てのパンが楽しめます。
だいたい2日を目安に食べきりますが、残ったらスライスして、保存袋に入れて冷凍庫に保存しています。
冷凍したパンを食べるときは、電子レンジで様子を見ながら温めています。
ハード系のパンがお好きな方にはおすすめ。
とっても簡単で美味しいのでぜひ作ってみてください★
チョコチップとナッツのパンを作るときに使った道具
最後に、わたしが今回のパンを作るときに使った道具をご紹介します。
- ボウル（直径17㎝、高さ8㎝）
- パンこねマット
- カード
- シリコンゴムヘラ
- 霧吹き
- 粉ふるい（茶こしタイプの小さなもの）
パンこねマットはなくてもいいですが、あると楽です。cottaのものを使っています。
生地を取り出したり、カットしたりするのにカードを使っています。
カードがなくても、生地を取り出すときはシリコンヘラ、カットするときは包丁で代用できます。
以前使っていたものは大きくて弾力がなく使いにくかったので、こちらに変えました。
大きさと弾力がちょうどよく、ボウルから生地を取り出す作業が楽になりました。
生地を混ぜるのに使っているヘラはこちらです。
最初は普通のシリコンヘラを使っていたのですが、つなぎ目のところが折れてしまったので、こちらに変えました。
普通のシリコンヘラでも問題ないですが、こちらは腰が強く、つなぎ目がないので生地を混ぜやすいです。
＊ボウル、霧吹き、茶こしタイプの粉ふるいはパン作り用を始める前から家にあったものです。
今回ご紹介したパンは、特別な道具がなくてもできます。
ご家庭にあるもので代用して作ってみてください★
