混ぜて焼くだけで簡単においしくできるヨーグルト入りプラムケーキのレシピをご紹介します。
イタリアの朝ごはんやデザートの定番、PlumCake(プラムケーキ)。
*イタリア語ではプルムケイクと発音されます。
プラムケーキという名前ですが、フルーツのプラムは入っていません。
実は、イタリアのプラムケーキは、日本でいうパウンドケーキのようなお菓子。
そう、イタリアでは、
PlumCake(プラムケーキ)= パウンドケーキ
なんです。
そんなイタリアのプラムケーキのなかでも、わたしがよく作るのは ヨーグルト入りのプラムケーキ。
シンプルな材料を混ぜて焼くだけで、おいしくできちゃうんです。
それでは、ヨーグルト入りプラムケーキのレシピをご紹介していきます!
ヨーグルトプラムケーキの材料(バター不使用!)
ヨーグルトプラムケーキの材料です。
(20cmのパウンドケーキ型)
- 薄力粉 130g
- 片栗粉(またはコーンスターチ) 30g
- ベーキングパウダー 5g
- 卵 2個
- 砂糖 100g
- サラダ油(またはオリーブオイル) 20ml
- プレーンヨーグルト 170g
- 牛乳 大さじ1
*材料は冷蔵庫から出して常温に戻しておいてください!
イタリアの粉を使うときは、
薄力粉 ⇒ Farina00
片栗粉 ⇒ Facola di patate
を使っています。
ちなみに、イタリアでよく使わていれるお菓子用のベーキングパウダー(左)と片栗粉(右)はこちらです。
材料は冷蔵庫から出して常温に戻しておくこと!
ヨーグルトプラムケーキの作り方
作り方は本当に簡単!
材料を常温に戻してから1時間ちょっとで焼きあがります!
①卵と砂糖をボールに入れ、泡だて器でよく混ぜる
②牛乳、ヨーグルト、サラダ油を加えてスパチュラ(ゴムべら)で混ぜる
③薄力粉、片栗粉、ベーキングパウダーをふるいながら加えて、切るように混ぜる
④粉っぽさがなくなったら、パウンドケーキ型に流し入れる
*パウンド型がテフロン加工でない場合は、生地を流し入れる前にバターを塗ってください
⑤表面をならし、型を持ち上げ、2~3回トントンと落とし、空気を抜く
⑥180℃に温めたオーブンで50分焼く
*焦げ目が濃くなったら、途中でアルミホイルをかぶせてください
⑦竹串を刺して、生地が付かなければ焼き上がり
⑧型から取り出し、粗熱を取ってラップやアルミホイルで包む
*時間が経つとしっとりしてきます。
材料を加えたら混ぜるだけ!
出来立てもふわふわで美味しいですが、一晩置くと、しっとりして美味しくなります。
バターなしでできる!ヨーグルトプラムケーキ
イタリア版パウンドケーキ、プラムケーキは見た目はパウンドケーキですが、バターを使いません。
バターの代わりに使うのは、サラダ油(オリーブオイルなどでもOK)。
バターが品薄になることって、時々ありますよね。
そんなときにも作ることができるのでうれしいです!
しかもパウンドケーキのようにバターを泡立てて、という面倒な作業も不要。
順番に材料を混ぜていくだけでできるので、とっても簡単です。
ヨーグルトプラムケーキのアレンジ例
レシピ通りでも美味しいですが、いつも同じではつまらない!
ということで、時々アレンジしてます。
- プレーンヨーグルトをフルーツフレーバーのヨーグルトに変更
- フルーツを入れる
- アーモンドやクルミを入れる
*ヨーグルトを変更したり、フルーツを入れる場合は甘くなるので、砂糖の量を少し減らします。
こちらは、バナナ入りバージョン。(バナナ味のヨーグルト使用。)
おうちにあるものを入れて、いろんなアレンジを楽しんでみてくださいね。
*パウンド型がなければ、丸いケーキ型やカップケーキの型で作ってもOKです!
イタリア版パウンドケーキ「プラムケーキ」のまとめ
イタリア版パウンドケーキ、プラムケーキのレシピをご紹介しました。
パウンドケーキとの違いは、バターの代わりにサラダ油を使うこと。
バターの入ったパウンドケーキに比べると、サッパリしているのが特徴です。
ヨーグルトプラムケーキは、ヨーグルトを入れることで、さらにあっさりした仕上がりに!
最初は、イタリアのオリジナルレシピで作りましたが、甘党のイタリア式レシピは甘すぎました。
砂糖の量を減らしながら、このレシピに落ち着きました。(サラダ油の分量も減らしています。)
甘味が足りないな、という方は砂糖の量を少し増やしてみてください。
1週間くらい保存が可能なので、プレゼントにもおすすめです!