フランス生まれの鋳物ホーロー鍋、ストウブ(STAUB)。
プロの料理人も愛用する機能性の良さに加えて、おしゃれなデザインが人気の鍋です。
「ストウブを買おう!」と思っても種類やサイズがいろいろあるので、どれにしようか悩んでしまいますよね。
そんなストウブの鍋の中で、わたしが1台目のストウブに選んだのは、浅型のブレイザーソテーパン(以下、ブレイザー)の28cm。
実際に使ってみて、ストウブの魅力を実感中です。
今回は、1台目のストウブに ブレイザーを選んだ理由と、実際に使ってみた感想をお伝えします。
ファーストストウブにブレイザーを選んだ理由
ストウブを買おうと思ったとき、候補にあがったのがブレイザー26㎝か28cmとラウンドの20cm。
ネットで調べると、ひとつめのストウブにはラウンド、サイズは20cmがおすすめ!という意見が多いですよね。
それでも、わたしがブレイザー・ソテーパンを選んだ1番の理由は、ずばり、鍋料理に使いたかったから。
わが家は土鍋がないので、毎年冬になると鍋料理に使える鍋が欲しいなあ、と思っていたんです。
ブレイザーを選ぶ決め手になったポイントはこちら。
- 「焼く」「煮る」「蒸す」「揚げる」と、どんな調理法にも使える
- 特に、「焼いてから煮る」が得意
- 浅型なので、鍋料理をテーブルで調理したり取り分けたりしやすい
- 口が広いので、魚料理にも向いている
- テーブルにそのままドン!と出して食卓を華やかにできる
卓上コンロがないわが家では、保温効果があって土鍋代わりに使えるブレイザーは鍋料理にぴったり。
鍋料理以外にもアクアパッツァなどの魚料理にも使えそう。
ということで、ファーストストウブは王道のラウンドではなく、ブレイザーに決定しました。
1台目のストウブにブレイザーの28cmを選んだ理由
1台目のストウブをブレイザーに決めた後、悩んだのがサイズ。
26㎝と28㎝で迷いました。
いつも鍋料理や魚料理を作るときに使っている鍋と同じくらいのサイズということで、28㎝に決定。
もうひとつ、28㎝を選んだ決め手は、ラウンド24㎝と容量が近いという点。
ストウブを2台持つ場合は、ラウンドの20cmと24cmの組み合わせが王道とされていますよね。
2台目を購入することになったら、ラウンドの20cmを選べば、この王道の組み合わせとほぼ同じになるというのもポイントでした。
- いつも鍋料理に使っている鍋とほぼ同じ大きさ
- 大きめの魚も入る
- ブレイザー28cmの容量(3.7ℓ)は、ラウンド24cmの容量(3.8ℓ)とほぼ同じ
買う前に実際の大きさや重さを確かめるために、お店に行ってみました。
心配だったのは、重さ。
というのも、ブレイザー28cmの重量は、5.1kg!
重すぎて使いづらいという方も多いようです。
ところが、実際に持ち上げてみたら、重たいことは重たいけど、使えないほどではなさそう。
ということで、ブレイザーの28cmを購入!
色は、お料理やテーブルが映えそうなグランブルーにしました。
洗う時は筋トレ状態です。
ブレイザー・ソテーパン28cm 使用レビュー
わが家に初めてのストウブ、ブレイザー28cmが来て以来、いろんな料理に使っています。
鍋料理と魚料理メインのつもりで購入しましたが、無水調理や煮込み料理を作ることも多いです。
フライパン代わりに使うこともでき、ローストビーフを作ることもあります。
ストウブは素材の味を引き出すのが本当に上手 。
どんな料理でもおいしくできるので定番メニューが増えました。
おしゃれなデザインでテーブルが華やかになるので、作った料理を「テーブルにドン!」と出す、豪快な使い方ができるのもうれしいです!
ストウブ・ブレイザー28cmでよく作る料理
ブレイザーを使って、わが家でよく作るものを3つご紹介します。
最初の2つは、塩だけのシンプルな味付けの料理ですが、ストウブの実力を実感できる料理です。
鶏肉と野菜の蒸し焼き・蒸し煮
ブレイザーを使って一番よく作るのが、鶏肉と野菜を使った蒸し煮。
鶏肉に焼き色を付けたら野菜を入れて、弱火で加熱するだけ。
とっても簡単です。
ストウブの機能のおかげで、蓋をして弱火で調理すると、野菜からたっぷり美味しいエキスが出ます。
野菜はじゃがいもや、夏野菜などあるもので。
鶏肉は柔らかくホロホロに、ジャガイモは信じられないほどホクホクに、夏野菜も甘みが引き立って美味しく出来上がります。
レシピはこちら→
【鶏肉とジャガイモのワイン蒸し煮】ストウブで作る!素材のうまみを楽しむ簡単レシピ
【チキンと夏野菜の蒸し焼き】ストウブを使った無水調理の簡単レシピ
【チキンとズッキーニの蒸し焼き】ストウブを使った簡単レシピ
ポトフ
ストウブ料理で人気のポトフ。
ブレイザーでも美味しく出来上がります。
ただ、ブレイザー28cmは鍋底が広く、全体に熱が伝わるのに時間がかかるので、無水調理ではなく、コップ1杯弱の水を入れて作っています。
ソーセージは割れていましたが、野菜は煮崩れず、ほんの少しの塩だけでとってもおいしく出来上がります。
鍋料理
そして、鍋料理!
鍋料理がしたくてブレイザーを買ったので、鶏団子鍋、寄せ鍋、すき焼きと、いろんな鍋料理を作りました。
保温効果があるのでテーブルに出してから冷めにくく、浅いので取りやすい のがポイント。
おしゃれなストウブを使うと、作った料理をそのままテーブルにドン!と出すだけで、地味な鍋料理も映えるのがうれしいです。
ブレイザー28cmの短所
いろんな料理が美味しくできる ブレイザー28cmの短所は、やはり重さです。
お店で持ってみたときには、そんなに重くないなと思ったんですが、やはり5.1kgは重い。
テーブルに運ぶ時はともかく、洗うのが大変です。
片手で持ち上げるには厳しい重さ、万が一落としたらシンクや床が。。。とビクビクしながら慎重に洗っています。
もうひとつ、あえて言うなら、28cmは大きいので使える機会が限られてしまいます。
ストウブで作るとどんな料理も美味しくできるので、もっと使いたい!と普段使いに良さそうなサイズのストウブが欲しくなります。
ストウブ専用鍋敷きは、マグネット付きで便利
ブレイザーを購入した際、ブレイザーと一緒に展示されていた鍋敷きも一緒に購入しました。
「重い鍋だからしっかりした鍋敷きを使った方がいいですよ」とお店の人にすすめられたんです。
正式名称は、ストウブ マグネット トリベット 。
表面(写真の上面)の中にマグネットが付いていて、鍋にピタッとくっつきます。
マグネットのおかげで、テーブルで鍋を動かしても鍋敷きがズレず、便利です。
裏面(写真の下面)にはマグネットが付いていないので、鍋にくっつけたくないときは裏返して使います。
Staubのロゴ入りの鍋敷き、テーブルにドン!と料理を出すときに使いやすいので、ひとつあると便利ですよ。
実際に使ってみて感じたストウブ ブレイザーの魅力
鍋料理と魚料理に加えて無水調理がしてみたい!と思って買ったストウブ ブレイザー。
実際に使ってみると、浅型なので煮込み料理の味が染みやすく煮崩れしないので、肉じゃがなど和食にも向いていることが分かりました。
なにより、どんな料理も美味しくできるので、毎日の料理の楽しみが増えました。
わたしが実感したストウブ ブレイザーの魅力ベスト5はこちら。
- 鍋料理だけでなく、煮込み料理にも使える
- 食材の水分を逃がさず、素材の旨みが凝縮する
- シンプルな味付けでどんな料理も美味しくできる
- 保温効果でテーブルでも冷めない
- テーブルにドン!と出してもおしゃれ
高価な鍋ですが、大切に扱えば一生使えるので買って損はなかったです。
ストウブで作るといつもの料理がより美味しくなるんです。
実際に使ってみて、ストウブの魅力にどっぷりはまってしまったわが家。
ブレイザーの28cmを購入してすぐに、2つ目(ラウンドの20cm)を購入しました。
最初は「こんな高い鍋買うの?」とブツブツ言っていた夫も、おしゃれな魔法の鍋、ストウブに夢中です。
わたしの選んだグランブルーの他にもいろんなカラーがあるので、チェックしてみてください!
2つ目のストウブ(ラウンド 20cm)については、次回の記事でご紹介します。