パンのレシピ

【カムット小麦のカンパーニュ】混ぜて一晩寝かせて焼くだけ!ストウブで作る簡単ハード系パン

ストウブで作る!カムット小麦のカンパーニュ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

古代小麦カムットの100%使ったカンパーニュのレシピです。

わが家の食事パンは、シンプルなハード系のパン。

混ぜて一晩寝かせて焼くだけと作り方は簡単ですが、パン作り素人のわたしが作っても美味しくできる最高のパンです。

 

今回は、ストウブのラウンド20㎝を使って作る、古代小麦カムット100%のカンパーニュをご紹介します。

使う材料は小麦粉、水、塩、ドライイーストのみ。

材料を混ぜたら一晩寝かせて(オーバーナイト発酵)、丸めなおしてストウブに入れて焼くだけ。

生地をこねたり成形したりする必要がないのでとっても簡単です。

それでは、作り方を見ていきましょう!

 

*今回使用したストウブ鍋は、ピコ・ココット ラウンド(以下、ラウンド20cmです。

カムットのカンパーニュの材料(ストウブ・ラウンド20㎝使用)

カムットのカンパーニュの材料
材料
  • カムット小麦・・・300g
  • ドライイースト・・・1g
  • 塩・・・5g
  • 水・・・240g

カムット小麦はさらさらしているので、加水率80%(240g)で作っています。

 

 

カムットのカンパーニュの作り方(ストウブ・ラウンド20㎝使用)

ストウブで作る!カムットのカンパーニュ

①粉類を混ぜる

カムットのカンパーニュ(粉を混ぜる)
  • ボウルに粉類(小麦粉、ドライイースト、塩)を入れ、ヘラや泡だて器で混ぜ合わせる

*発酵や味のムラがないように、ドライイーストと塩を小麦粉によく混ぜ合わせるのがポイントです!

②水を加えて混ぜる

カムットのカンパーニュ(水を加えて混ぜる)
  • 混ぜ合わせた粉類に水を加え、ヘラで混ぜ合わせる

カムット小麦はさらっとしているので、強力粉と比べて混ぜにくいですが、ゆっくり混ぜて粉っぽいところがなくなればOKです。

ボウルの側面についた生地をきれいにしてまとめ、前日の準備は終了です。

③一次発酵(オーナーナイト発酵)

カムットのカンパーニュ(オーバーナイト発酵)
  • ボウルにラップをして室温で1~2時間、その後冷蔵庫で一晩寝かせる

*室内温度によって発酵の進む時間が異なってくるので、様子を見ながら進めてください。

寒い日は冷蔵庫に入れず室温で朝まで発酵させるときもあります。

④一次発酵終了(翌朝)

カムットのカンパーニュ(一次発酵後)
  • 翌朝生地を確認し、だいたい2倍くらいの大きさになっていれば一次発酵完了

室温23℃で2時間、その後冷蔵庫で15時間置いておきました。

横から見るとこんな感じです。

ストウブで作る!カンパーニュ (一次発酵後)

*その時の気温によって発酵時間は異なります。生地を見て発酵していることを確認して次に進めて下さい。

冷蔵庫から出したときに十分に発酵できてない場合は、室温に置いてだいたい2倍になるまで発酵させてください。

⑤生地をボウルから取り出す

ストウブで作る!カムットのカンパーニュ(生地を取り出す)
  • 作業台と生地の上に強力粉をまんべんなくふりかける
  • カードやヘラをボウルと生地の間に入れて一周して、ボウルをひっくり返して生地を台に乗せる

*ボウルの端に粉を多めにかけておくと扱いやすいです。

⑥生地を丸めなおす

  • ゆっくり生地の端を持ち上げながら大きく広げる

*カムット小麦100%の生地はつながりが弱いので、ゆっくりとやさしく伸ばしてください

ストウブで作る!カムットのカンパーニュ(生地を広げる)
  • 四隅の端から中心に向けて折っていく

*縦に三つ折りにして、さらに横に三つ折りでもOK。とにかく丸に近い形を目指して折り畳みます。

ストウブで作る!カムットのカンパーニュ(生地をまとめる)
  • ひっくり返して丸める

*やさしく外から丸めていき、生地を張らせるようになんとなく丸くします

ストウブで作る!カムットのカンパーニュ(生地を丸める)

*生地がくっつきやすいので、手に粉をつけながら作業してください!

⑦ストウブに生地を入れる

ストウブで作る!カムットのカンパーニュ(鍋に入れる)
  • クッキングシートを敷いたストウブにきれいな面を上に(閉じ目を下)してそっと入れる

⑧二次発酵

  • ストウブのフタをして室温に置いておく
  • この間に一次発酵まで使っていたボウルを洗っておく
  • 30分くらいしたらクッキングシートごと生地をストウブからボウルに移し替える
  • (ここで生地が乾燥しているようなら霧吹きする)
  • フタをしたストウブをオーブンに入れ、オーブンの予熱を開始する(250℃)
  • 予熱が完了する直前に強力粉(またはカムット粉)をふりかける
  • お好みでクープ(切り込み)を入れる(入れても入れなくてもOK)

*クープを入れる場合は、十字やお好みの形に入れてみてください。

⑨焼成

  • 予熱が完了したら、ストウブを取り出す
  • クッキングシートごと生地をストウブに移し、生地に霧吹きで水をかける
  • ストウブのフタをしてオーブンに入れる
  • 240℃に下げて20分焼く
  • フタを取って230℃に温度を下げて、10分ほど焼く

*予熱したストウブは激熱なので、やけどしないように注意!

*焼き上がりは使用するオーブンによって異なります。温度や時間は様子を見ながら調節してください。

⑩出来上がり!

ストウブで作る!カムットのカンパーニュ
  • 焼きあがったパンをストウブから出す
  • 網などの上に移して、粗熱を取って出来上がり!

 

今回はクープアートに挑戦しましたが、十字にクープを入れたときはこんな感じに焼きあがりました。

ストウブで作る!カムットのカンパーニュ

こねずに混ぜて寝かせて焼くだけ!ストウブで作るカムットのカンパーニュ

ストウブで作る!カムットのカンパーニュ

ストウブに入れて作る古代小麦カムット小麦を使ったカンパーニュ。

カムット小麦のパンは黄色っぽく、香り豊か。

ほんのり甘いような独特な風味で、軽い食感でとても美味しいです。

カムット小麦を使うとクープうまく入ることが多いので、クープアートを楽しむことも。

 

ストウブを使ってパンを焼くと、スチームオーブンと同じような効果が期待できるみたいです。

家庭でもパン屋さんのパンのような美味しいパンが焼けるのがうれしいですね。

 

今回のカムット小麦のカンパーニュも、材料をボウルに入れて混ぜたら一晩ゆっくり発酵させ、翌朝生地を丸めて焼くだけ。

前日に粉を混ぜておけば、翌朝1時間ちょっとで焼き立てのパンが楽しめちゃいます。

食べきれない分はスライスして冷凍保存します。

冷凍したパンを食べるときは、ラップなしで電子レンジで様子を見ながら温めまています。

とっても簡単で美味しいのでぜひ作ってみてください★

カムットのカンパーニュを作るときに使った道具

最後に、今回カムットのカンパーニュを作るときに使った道具をご紹介します。

  • ボウル(直径17㎝、高さ8㎝)
  • パンこねマット
  • カード
  • シリコンゴムヘラ
  • 霧吹き
  • 粉ふるい(茶こしタイプの小さなもの)

 

パンこねマットはなくてもいいですが、あると楽です。cottaのものを使っています。

 

生地を取り出したり、カットしたりするのにカードを使っています。

カードがなくても、生地を取り出すときはシリコンヘラ、カットするときは包丁で代用できます。

以前使っていたものは大きくて弾力がなく使いにくかったので、こちらに変えました。

大きさと弾力がちょうどよく、ボウルから生地を取り出す作業が楽になりました。

 

生地を混ぜるのに使っているヘラはこちらです。

最初は普通のシリコンヘラを使っていたのですが、つなぎ目のところが折れてしまったので、こちらに変えました。

普通のシリコンヘラでも問題ないですが、こちらは腰が強く、つなぎ目がないので生地を混ぜやすいです。

 

*ボウル、霧吹き、茶こしタイプの粉ふるいはパン作り用を始める前から家にあったものを使っています。

特にこれがないとできない!というものはないので、ご家庭にあるもので代用して作ってみてください★

 

 

*今回使用したストウブはラウンド20㎝です。