ラディッキオを使った簡単チーズ焼きのレシピです。
イタリアの冬野菜のひとつ、ラディッキオ。
いろんな種類があるラディッキオの中で最も高価な品種がタルディーボ。
白と赤紫のコントラストが鮮やかで美しい野菜です。
正式には、ラディッキオ・ロッソ・ディ・トレヴィーゾ・タルディーボ(Radicchio Rosso di Treviso tardivo)といいますが、わたしの住んでいる地域では、ラディッキオ・ディ・トレヴィーゾとか、ラディッキオ・トレヴィッジャーノと呼ばれることが多いです。
どちらにしても長いので、今後ラディッキオと呼びますね。
わが家でもラディッキオは、冬の間、生で食べたりパスタやリゾットにしたりと大活躍。
生でそのままポリポリと食べるのが一番好きなのですが、大量消費したいときには加熱調理します。
わが家でよく作るのが、ラディッキオのフリッタータ(オムレツ)とオーブン焼き。
今回は、ラディッキオとじゃがいもを使った簡単なオーブン焼きのレシピをご紹介したいと思います。
それでは、作り方をどうぞ。
ラディッキオとポテトのチーズ焼きの材料
- ラディッキオ・タルディーボ・・・3個
- じゃがいも・・・2~3個
- パンチェッタ・・・100g
- チーズ・・・150g
- 塩・・・適量
- こしょう・・・適量
- オリーブオイル・・・適量
パンチェッタはベーコンでも代用できます。
チーズはスカモルツァ・アフミカータを使っています。
スカモルツァは、南イタリアの雪だるま?ひょうたん?みたいな形のチーズ。
アフミカータは燻製したものです。
わたしのおすすめはこのスカモルツァですが、なければ手に入りやすいとろけるチーズなどお好みのチーズで代用してください。
ラディッキオとポテトのチーズ焼きの作り方
①下ごしらえ
- ラディッキオは良く洗って水を切り、3センチくらいの長さにカットする
- じゃがいもは5ミリくらいの厚さにスライスする
- パンチェッタは1センチくらいの角切りにする
- チーズは適当な大きさに切る
②ラディッキオとパンチェッタを炒める
- フライパンにオリーブオイルを入れる
- ラディッキオとパンチェッタを入れ、弱火で炒める
- ラディッキオがしんなりするまで炒めたら、塩、こしょうで味付けする
③じゃがいもを電子レンジで加熱する
- 耐熱皿にじゃがいもを乗せ、ラップやカバーをして電子レンジ600wで6~7分
- じゃがいもに火が通るまで加熱する
*加熱時間は耐熱皿の大きさやお使いのレンジなどによって異なるので、様子を見ながら調整してください。
④じゃがいもの上にラディッキオとチーズを乗せ、オーブンで焼く
- 加熱したじゃがいもの上に、炒めたラディッキオを乗せる
- その上にチーズを乗せる
- オリーブオイルを全体にかけ、こしょうを振る
- 電子レンジのグリル機能やオーブン(180℃)で5分ほど焼く(チーズがとろけるまで)
*お使いの電子レンジやオーブンの機種により焼き時間が異なります。チーズがとろけるまで焼いてください!
⑤できあがり!
- チーズがとけて、軽く焦げ目がついたら出来上がり!
*今回は電子レンジのグリル機能を使いました。オーブンでもグリルでも、チーズがとろりとして色がつくまで焼いてくださいね。
ラディッキオとポテトのチーズ焼き
イタリアの冬野菜、ラディッキオ・タルディーボを使ったラディッキオとポテトのチーズ焼き。
ちなみに、左に添えたのが、生のラディッキオ。
加熱すると鮮やかさが消え、濃い紫色になります。
最初はラディッキオとパンチェッタを炒めたものの上にチーズを乗せて焼いたんですが、ボリュームが足りませんでした。
そこで、じゃがいもの上に乗せてみたところ、食べ応えだけでなく、美味しさもUPしました。
ラディッキオのラザニアも美味しいですが、この方が軽めで気に入っています。
ラディッキオ・タルディーボが手に入ったらぜひ作ってみてくださいね。