アスパラガスとゆで卵で作る!アスパラガスのゆで卵ソースのレシピをご紹介します。
イタリアでは、アスパラと卵は王道の組み合わせ。
わたしの住んでいるヴェネト州では、ゆで卵と合わせて食べることが多いです。
簡単で美味しく、前菜にもメインにもなるので、わが家の春の定番メニューです。
春の食卓を彩るアスパラを使ったこのシンプルな定番料理は、「アスパラガスのヴェネト風」と呼ばれたりします。
それでは、作り方をご紹介していきますね。
アスパラガスのゆで卵ソースの材料
- アスパラガス・・・食べたい本数
- たまご・・・食べたい個数
- オリーブオイル・・・適量
- 酢・・・適量
- 塩・こしょう・・・適量
アスパラガスはグリーンでもホワイトでもOK。
酢はワインビネガーやリンゴ酢など、お好みで。
わたしが住んでいる地方の家庭では、アスパラも卵もたくさん茹でて、まとめてお皿に盛って各自好きな量だけ取るという方式が多いです。
前菜にするなら一人あたり太めのアスパラ3本、ゆで卵1個くらいが目安ですかね。
たくさん食べたいときや、メインにする場合は量を増やしてください!
アスパラガスのゆで卵ソースの作り方&食べ方
①アスパラを茹でる
アスパラの根元を切り落とし、かたい部分の皮をピーラーでむいて、塩を少量入れたお湯で茹でる。
柔らかめに茹でるのがポイントです。
②ゆで卵を作る
ゆで卵を作る(固ゆで)。
冷蔵庫から出したばかりの卵を沸騰したお湯に入れて、10分茹でるとちょうどいい具合にできます。
③ゆで卵でソースを作る
ゆで卵をフォークで細かくつぶして、オリーブオイル、酢、塩、こしょうで和えます。
④アスパラにゆで卵のソースを乗せて食べる
アスパラの上にゆで卵で作ったソースをのせていただきます!
つぶさずにスライスして調味料をかけて食べる人、ゆで卵とアスパラを別々に食べる人など人それぞれ!
グリーンアスパラ?ホワイトアスパラ?どのアスパラを使う?
とっても簡単で美味しいアスパラガスのゆで卵ソースに使うアスパラは何でもOK。
グリーンアスパラを使っても、ホワイトアスパラを使っても、野生のアスパラを使っても美味しくできます。
上の写真は野生のアスパラ。
スーパーにも売っていますが、野山に生えているので散歩途中に収穫してくることも多いです。
見た目も山菜みたいですが、普通のアスパラに比べると苦味があって大人の味です。
アスパラ専用の鍋で茹でると美味しい?
イタリアにはなんと!アスパラを茹でるだけのための鍋があります。
アスパラを立てて茹でることによって、根元から火が通りやすくやわらかく茹でることができるそうです。
太くて立派なアスパラをしっかり茹でるために生まれた鍋なんですね。
ヴェネト州のホワイトアスパラガス
アスパラの産地が多いヴェネト州。
ホワイトアスパラガスでは、DOPやIGPに認定されている以下の産地のものが有名です。
- バッサーノ デル グラッパ(Bassano del Grappa)
- チマドルモ(Cimadolmo)
- バドエーレ(Badoere)
DOPのバッサーノ産
IGPのチマドルモ産
IGPのバドエーレ産
ホワイトアスパラもグリーンアスパラも、だいたいこのように束になって売られています。
一束500g~1キロ程度のものが多いです。
基本的に量り売りで、売り場では、キロ単位のお値段が表示されています。
ホワイトアスパラ収穫後の作業風景
先日、この中の一つ、チマドルモのホワイトアスパラガスの直売所に立ち寄り、作業風景を見ることができました。
ホワイトアスパラは土をかぶせて日光を当てずに育つため、収穫後のアスパラは大きな樽で洗われます。
サイズ(太さ)ごとに分別したら、アスパラを束ねる道具にアスパラを積んでいき、根元を切り落として束ねます。
普段お店には、太さも長さもそろったアスパラガスがきれいに束ねられて並んでいるのですが、こんな風に作業しているとは知りませんでした!
アスパラとたまごのハーモニーを楽しもう!
ゆで卵で作ったソースで食べるアスパラガスのゆで卵ソース。
ゆで卵ソースといっても、難しいソースを作ることなく、ゆで卵をつぶして調味料で和えるだけでできるのでオススメです。
アスパラガスと卵の相性は抜群!
目玉焼きや温泉卵をのせても美味しいです。
旬のアスパラガスをゆで卵のソースと一緒に食べてみてください★