市販のルーやデミグラスソースを使わずに簡単にできる ビーフシチュー のレシピです。
ルーやデミグラスソースを使わないレシピを調べると、別のフライパンで作った「ブラウンソース」を使うというかなり本格的なものが出てきます。
でもブラウンソースを作るのは難しそうだしめんどくさいな。
ということで、以前ご紹介した鍋ひとつで簡単にできる 牛肉の赤ワイン煮込み をアレンジして、ブラウンソースなしで作ってみることにしました。
ストウブを使って時間をかけてコトコト煮込んだら、お肉はホロホロ、野菜はホクホクの美味しいビーフシチューが出来上がりました。
お肉と野菜の旨みがしっかり出るのでコンソメも不要です。
もちろんストウブ以外の鍋でも作ることができます。
それでは、さっそく作り方をみていきましょう!
*今回は、ストウブのブレイザーソテーパン(以下、ブレイザー)の28cmを使っています。
ビーフシチューの材料(ルー・デミグラ不使用)
- 牛肉・・・500g
- 玉ねぎ・・・中2個
- にんじん・・・中2本
- じゃがいも・・・大2個
- ブロッコリー・・・10房
- にんにく・・・ひとかけ
- ローリエ・・・2枚
- 小麦粉・・・大さじ3
- 赤ワイン・・・250cc
- 水・・・250cc
- トマトピューレ(またはトマト缶)・・・200cc
- ウスターソース・・・適量
- トマトケチャップ・・・適量
- オリーブオイル・・・適量
- 塩・胡椒・・・適量
- 無塩バター・・・10g
野菜の量は今回使用した分量です。お好みで変えてくださいね。
牛肉はすね肉や肩肉など、煮込み料理用のお肉がオススメです。
今回は、煮込み用の牛肩肉を使いました。
ビーフシチューの作り方(ストウブ・ブレイザー使用)
①下準備
- 玉ねぎは4等分する
- にんじん、じゃがいもは大きめにカットする
- ブロッコリーは房ごとに切って下ゆでしておく
- にんにくはスライスする
- 牛肉に塩・こしょうをふる
②牛肉を焼く
鍋にオリーブオイルを入れて熱し、牛肉を焼く(全面に焼き色を付ける)
③野菜を加えて炒める
お肉に焼き色が付いたら、野菜をすべて加えて軽く炒める
④小麦粉を加えて炒める
小麦粉を加えてさらに炒める
⑤赤ワイン、水、ローリエを加えて煮込む
- 少量の赤ワインを加えて小麦粉を溶かすように混ぜる
- 残りの赤ワイン、水、ローリエを入れて中火で沸騰させ、アクを取って軽く塩コショウで味付けし、フタをして弱火で1時間ほど煮込む
⑥トマトピューレを入れて煮込む
- トマトピューレ(またはトマト缶)を加えて、フタをしてさらに30分から1時間ほど弱火で煮込む
⑦仕上げ
- 具材が程よく煮えたらローリエを取りだす
- バター、ウスターソース、トマトケチャップを少しずつ加えてお好みの味にする
- 10分ほど煮込み、最後に塩コショウで味を調える
- お好みで下ゆでしたブロッコリーを加えて出来上がり
ポイント
もっと簡単に作りたい場合は、⑤の赤ワインと水を入れるときにトマトピューレを入れてしまってもOK。
お肉や野菜から旨みが出るので、コンソメは使いません。
市販のルー・デミグラスソース・コンソメ不使用、ブラウンソースを作ることなく、簡単にビーフシチューが出来上がりました。
今回は、ストウブ ブレイザー28cmを使いましたが、普通の鍋の場合は煮込み時間を長めにしてください。
今回使用した鍋:ストウブ ブレイザーソテーパン28cm
ストウブのブレイザーは、「焼いてから煮る」のが得意な鍋。
今回のようにお肉に焼き色を付けてから煮込む料理がおいしく出来上がります。
浅型のブレイザーは、材料に味が染みやすく、煮崩れしにくいので、煮込み料理に最適 。
今回も、フタをして弱火でじっくり煮込んだら肉がホロホロになりましたが、野菜は煮崩れませんでした。
小麦粉をまぶして炒めてブラウンソース代わりに
市販のルーもデミグラスソースも使わないビーフシチュー の作り方をご紹介しました。
ルーもデミグラスソースも使わないビーフシチューは難しそうなイメージですが、ブラウンソースを作るかわりに、小麦粉を材料と一緒に炒めてコトコト煮込むだけ。
最後に味を調えるときに、トマトケチャップやウスターソースのほかに赤味噌を入れてもコクが出て美味しいと思います。
普通の鍋でもできますが、ストウブを使えばより美味しく仕上がります。
ホロホロのお肉とホクホクの野菜を一緒に楽しんでください★
ストウブ鍋を使った料理をテーブルにそのまま出すときは専用の鍋敷きがおすすめ。
ロゴ入りでおしゃれ!マグネット内蔵でお鍋にピタッとくっついて便利です。