鯛を丸ごと一匹使った簡単で豪快なイタリア風鯛のハーブ塩焼きのレシピです。
イタリアの鯛は Orata(オラータ)といって、ヨーロッパヘダイという種類で、クロダイに似ています。
このオラータは、ヨーロッパ各国でも養殖されているポピュラーなお魚。
今回は、そんなイタリアの鯛を丸ごと一匹使った簡単で豪快なオーブン料理をご紹介します。
鯛の塩釜焼きよりも簡単に、ふっくら、ジューシーに美味しく焼きあがります。
日本の真鯛や黒鯛などでも同じように作ることができるのでぜひ!
それでは、作り方をみていきましょう!
イタリア風!鯛のハーブ塩焼きの材料
- 鯛・・・2匹
- ハーブ(タイム、ローズマリーなど)・・・適量
- 粗塩・・・たっぷり
- レモン・・・2切れ
材料はとってもシンプルです!
ポイントは、粗粒のお塩を使うこと。
イタリアの塩は、紙箱に入って売っているものが多いです。
この粗粒タイプの塩、パスタを茹でるときにも使います。
レモンはお好みで添えても添えなくてもOK!
鯛のハーブ塩焼きの作り方
①鯛の下処理
- 鯛の内臓を取る
- さっと洗ってよく水気をふき取る
いつもお魚屋さんで購入時に処理してもらっています。
エラやうろこは取らずにそのままで。(うろこは取らないこと!)
②オーブンの天板に塩と鯛を乗せる
- オーブンの天板にクッキングシートを敷き、塩(粗粒タイプ)をたっぷり敷く
- その上に鯛を乗せる
- 鯛のお腹にハーブ(タイム、ローズマリーなど)を入れる
- 鯛の上に塩をたっぷり乗せる
③オーブンで焼く
- 180℃に予熱したオーブンで20分~30分焼く
- お皿に盛り付けて出来上がり!
魚の大きさによって焼き時間は異なります。
途中で焼け具合を確認してくださいね。
塩釜焼きより簡単!イタリア風鯛のハーブ塩焼きをどうぞ
イタリア風の鯛のハーブ塩焼き。身はふっくら、ジューシーに焼き上がります。
お腹と背中にナイフを入れると、皮がペロリときれいに取れるのが特徴。
実は、イタリアでは魚の皮を食べない人が多いんです。
たっぷりの粗塩を使って焼くと、塩味が絶妙について美味しく焼け、皮も簡単に取れるので、皮を食べない人にはもってこいの調理法ですね。
行きつけのお魚屋さんによると、うろこを取ってしまうと塩分が身に入りすぎてしまうので、うろこを取らないのがポイントだそうです。
卵白を泡立てて塩を加えて魚を包んでという工程なしに、簡単に鯛の塩釜焼きのような味わいが楽しめます。
塩釜焼きはちょっと面倒だけど、鯛を丸ごと一匹使って料理したい!という時におすすめです!